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タイムホームステイ体験談

ゆうこさんとあけみさんのタイムホームステイ体験談

ここを知ったのはカナダのサイトだった。

何気なく、ただ何気なく見ていただけだったのに、ここのホームページに心を奪われてしまった私と明美。

本当はビクトリアにいくつもりだったのに。

アームストロング?地図にものってないよ?

どこよ?

さあ・・・・。

でも、ここだね!!決まりだな!!

・・・そうやって、私達はタイムホームステイ行きを決めた。

私と明美は一瞬にしてタイムホームステイへの滞在を決めてしまった。

なんの迷いもなく、

そもそもコレが不思議だったけど、

その直感は大正解だった。

今でもすっかりここの虜。

帰ってきても、ちからさんとコリーンさんと、イーデン、セイディのところに帰りたい。

そう思わせてくれる場所。

勝手ながら、故郷と呼ばせてもらいたいほど、私達ははまってしまったのです。

バンクーバー空港から約1時間。プロペラ機だったのには驚き。

だけど、日本で英会話の先生をしたことがあるというキャビンアテンダントの方とのお喋りを楽しみながらいざケロウナに到着。

山々につらなる木の種類が日本と違う。

Wao ! 外国にいるんだなってのを先ず実感。

そして、タイムホームステイに到着して私達を迎えてくれたのはとんでもない、素晴しいサプライズ!!

出発まえから、かなり頻繁にメールでやりとりをしていただいていたけどそんなこと一言もいってなかったのに

コリーンさんの胸には、黒くてぽよぽよしたちっちゃなかわいいセイディのお出迎え!!

祐子と明美には内緒にしておいて驚かせようという粋なはからい。

もちろん、私達は大感激。

セイディーの可愛さにとろけてしまった。

そして、一瞬にして初対面の違和感などなくなった。

力さんもイーデンもコリーンさんもニッコニコの笑顔で出迎えてくれて、一目見て素敵な人達だということを更に実感。

アイボリーの壁に格子窓のついたかわいくて大きな家。

隣家との境の囲いなんてなくただただ広くどこまであるのかわからないほど大きな庭には、緑色の芝生。

正面には大きなメープルツリー。遠くに山々が連なる風景。

ホームページ以上に実物はすばらしかった。

レンガ造りの壁の横に玄関はあった。

靴を脱いでいざ中へ。(靴ぬげるんだよ!!嬉しい!履いたままだと思っていたからほっと安心。)

年期の入った床の柔らかさが足の裏に気持ちいい!

そして、綺麗に片付けられたキッチン。壁も床も天井も木!木!木!

暖炉のあるリビング、白い手すりのついた階段。

部屋中に木の香りとBOUNCEシートのいい香りがたちこめる。

私と明美それぞれの部屋もめっちゃくちゃラブリー!!

いい香りに包まれて過ごす一日。

ふわふわフカフカの大きなベッドで眠る夜。

猫足のついたバスタブにハーブのバスソルト、キャンドルの灯った中でゆっくりとタブにつかる至福の時間。

私と明美専用に使わせてもらえるバスルームはまるでお姫様になったよう。

アクティビティーは毎日ありました。

ワイナリーにもいったし、ポニーにも逢いにいったし、湖では亀に逢った。

この亀。人をみて寄ってくるんだよね。

で、こっちから近づいてくと逃げてくの。

逃げていくといえば、蚊。

モスキート!!カナダの蚊は刺されると日本以上にかゆいけど、とにかくのんびりしてる。

ゆらゆら飛んでる感じ?すぐ殺せます。逃げないし。

蚊でさえもゆったりしているのか?そしてでかい。

必ず縞蚊。コレは嫌だね。

ホースライディングもしたし、朝から夜中までとにかく毎日何かして時間がどんどんすぎてく。

力さんと、コリーンさんはとにかく私達にいろいろ体験させてあげようと、次から次にアクティビティーを用意してくれていた。

マーガレットホールズなんて、すぐ真下。滝の真下までいけちゃう。

もちろんイーデンとセイディも一緒。

それさえも楽し、嬉しい!!

車の窓からは大きな湖。

果樹園から望む山並みにそってたたずむ民家の風景。

この果樹園のタルトとアイスは美味しすぎ!!日本では食べれないのが悔やまれる。

また食べたいよぉー。

・・・けど、

そう、アクティビティーはすっごくすっごく楽しかったし、最高だった。

だけど、それ以上に私達を魅了してくれたのは、

Tyme Homestayそのものだった。

朝起きると小鳥のさえずり。静かにそよぐ風がメープルツリーの木の葉を揺らす。

やわらかい日差しの中、庭のデッキでとる朝食。

朝ごはんを食べて出かけるまで、アクティビティーから戻ってきて寝るまでも

私達はほとんどをこのデッキですごした。

日本ではやったことがなかった。・・・というより、できないし・・・

毎日仕事に終われて自然の豊かさなんて感じてる余裕がなかった。

ところが、ここはその環境にどっぷりつかれる・・というより、

そうしなさい・・・って言ってくれているかのようだった。

セイディーがコロコロと飛び回る姿をみながらただのんびり時間が過ぎてゆく。

イーデンと学校まで散歩して、キャッチボールをして遊び、

線路の脇を歩いたり。

メープルツリーの葉に触れるだけでも心が癒された。

木からぶらさがるブランコ。

隣近所から時折聞こえてくる人の声。

夜中に聞こえてくる汽車の警笛。

アームストロングのアンティークな町並み。

どこまでもどこまでも続く山々の風景。

私達はもうそれだけでもよかった。

一日中ただ家にいてデッキで勉強してるだけでも最高にしあわせだった。

イーデンのサッカーの試合を見に行ったときは、地元の女の子達と話す機会もありました。

彼女達はおそらく10歳とかなんだろうけど、すでにオシャレさん。

私のネールアートの爪をみて感動してくれていた。

スーパーにいってもわからないことを聞くとみんな親切に教えてくれます。

バカにしているようなそぶりは全然感じません。

それよりも、ほめてもらったりして。

嬉しかったな・・・。

日本じゃちょっと感じられない。

それもすっごいニッコリ笑顔で。

一般的にアームストロングでは皆さんが優しかった。

そう。もちろん勉強しましたよ!!時間がおしかったほど。

イーデンが眠ったあと、力さんとコリーンさんが実際に生活の中で使う会話を教えてくれました。

時間の表現方法とかは私達が今までやってきたものと、実際に使うものとは違っていました。

またレストランでの注文の仕方も本などで読むのとは大違い。

そして、それを実践させてくれます。

イーデンのサッカー練習の後、私達はDQにいって初の英語でファーストフードオーダー体験。

まずはイーデンがお手本を見せてくれました。

そして、私。

かなりの緊張を伴いはしましたが、無事注文可能。

お金はだすときとまどったけど、レジの女の子のは根気強く待っててくれました。

内心ドキドキであたふたしてしまうかもしれないけど、あわてずに落ち着いてやってみると、

それを相手の方々もわかってくれているようでした。

あせらずに甘える気持ちでトライしてみることが大切ですね。

ファーストフードの注文の仕方は日本とは変わらないです。

ただ、表現方法が違うから困難。

トッピングも選べたりしてね。

サイズも日本のラージサイズがカナダではスモールサイズです。

まちがってラージを頼んでいたら大変なことになっていたかも。

なにもかもが勉強になりました。

全て書き留めておきたいほど。

次回いくときは必ずテープレコーダーを持っていこう。

そう心に誓った私。

間違うのを恐れてなかなか英語が喋れない私達だったけど、とにかく根気強く力さんとコリーンさんは言い直して教えてくれました。

コレって、すごく根気が居ることだと思う。

それも、私達にあわせてわかりやすい英語を使ってくれながらだし、ほとんど間違っているからほとんど言い直さなければいけないの。

だけど、ほんとに根気強く私達につきあってくれました。

そして、イーデン先生。

声もかわいいけど、顔もかわいい。

でも、素晴しい先生になってくれました。

イーデンの発音はとても聞き取りやすく、また私達のレベルにあわせて話してくれる。

声のトーンが聞き取りやすいのかもしれなくて、とても勉強になりました。

イーデンありがとね。

いざ喋ろうとなると、間違うのをおそれて言葉が少なくなってしまう。

コレは間違い。

間違ってもいいからとにかく英語を使うのだ!!それが学んだこと。

考えてみると、全て知ってる文面。

問題なのはボキャブラリーの少なさ。

文章をつくるのは、おそらく簡単なプロセスなのだろうと思う。

ほとんど、やってきたことだったから。だけど単語を知らないがために表現できない事を実感。

確かに、文法は大切なのだろうけれど、簡単な文節でいいから喋ってみる。

後で言われて、ああ・・・ソレ知ってる。って思うわけです。

けれど、使わないから忘れてるし、使わないから使えないわけ。

後はいろんな形容詞や動詞をはめこめばいい・・・。

そんな単純なことです。

だけど・・・・まあ・・・コレが。一番困難ではあるのだけれど。

暗くなるのが遅いこともあるけれど、カナダでの一日は凄く長かった。

そして全てが勉強になる。

全てが私達を癒してくれる。

なにもかもが心の中にあたたかく染みとおってくる感じを今も忘れられない。

最後の日、コリーンさんと力さんと一緒に、カントリーコテージというコテージに泊まりにいきました。

イーデンとセイディはお留守番。

ごめんね。

森の中にたたずんでいるそこは、まさにムーミンの家のようだった。

苔むした屋根。

つたのからまった壁。

中はアンティークで装飾され、そしてそして!!天蓋付のベッド!!!!!

憧れでした。

小さい頃からの夢でした。

天蓋付のお姫様ベッド。

夜はロレンゾカフェという粋なおじ様が営む生演奏を聞けるところへ食事にいきました。

ここのデザートも美味しかったなぁ・・・・・。

そして、演奏がまた生かしてました。

私にとっては生演奏を聞きながら食事するなんて初体験だったので感激。

翌日は川で釣り・・・を力さんとコリーンさんがして、

私と明美は川岸に用意されたカウチで日記を書いたり絵を描いたりした。

・・・・不思議なんだけど、アレは誰が用意しているのかな・・・

ゆったりと流れる川岸には、小鳥の観察小屋や、くつろげるように椅子が用意されていて、

モスキートよけの蚊帳もあったり。

私と明美はちゃんとクッションのついたブランコのようなベンチにすわり、川岸50センチのところでゆったりと過ごしました。

雨が降ったらぬれるでしょ?

誰が整えてくれてるの?

綺麗だよね。

いや・・・くもの巣はあったけど。

だけど綺麗だよね。

・・・などといいながら、のんびり。

でも、ここでリラックスしてね・・・というかのように準備されているわけです。

日本にはないよ・・・。

日本とはちがって、こっちの人はリラックスするための時間をとても大切にしていることを実感しました。

日本は、暇があったらリラックスしようかな・・・って感じでしょ?

ここはちがうんですよ。

リラックスして、心を穏やかにしてあげる時間をきちんととらなければいけない。

そう実感させられました。

なにからなにまで、とにかく全てが私達を癒してくれました。

日本でために溜め込んだ毒が全て浄化されていくのを体中、心から感じることができた。

あまりにも違う環境。

あまりにも違う空気。

日本とは違いすぎる。

一生の宝物になった体験でした。

もちろん、また戻るけどね。

すぐにでも、いますぐにでも帰りたい。

生きてく中で本当に大切なものが何かを考えさせられた。

ゆったりとただ流されていくだけの時間があってもいいことを教えられた。

そして、そういうことがとても大切なんだと実感した。

仕事の嫌なことや、日常の些細なトラブルも生きていく中では必然。

そんな毎日をすごして心がしぼんでしまうのが世の常。

それはそれで仕方ないと思う。

だって、日本に戻ってきたらやっぱり嫌な事ばかりなんだもの。

だけど、時にはただただ自然に流れて過ぎてゆく時間にひたったり、

静かに頬を撫でてく風を感じたりしながら、ただ一日をのんびり過ごすのも

人には必要で、それがほんとはとても大切なことだと思わせてくれた。

・・というか思い出させてくれた。

ここはそんなところでした。

ありがとう。ほんとにありがとうでした。

書ききれない・・・。

あまりにも言いたいことがあって書ききれない。

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