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タイムホームステイ体験談

ジュンコさん

私を暖かく迎え入れて下さったタイムホ−ムステイのコリ−ン、イ−ディンとチカラはもちろんのこと、忙しい私に代わって短期間で航空券から現地との連絡まで手際よく準備して下さったミオスの橋本さん、なかなか上達しない私の英語に辛抱強くつきあって下さっているビギンのいづみ先生、そして、“You are lucky!”と私を励まし、快く送り出してくれた我が夫と娘、職場の同僚や上司の理解など、たくさんの方に支えられて、今回思いもよらぬ素敵な体験ができたことを心から感謝しています。

もし、あなたが今、英語を学び、新しい広い世界に飛びたとうかと悩んでいるのでしたら、私の体験や感動が少しでもお役に立てば・・・そんな思いで、体験談をつづってみました。

50才を過ぎた私でも飛べた!!

飛ぶ前(タイムホームステイ体験前)

成田発の飛行機の中で、“隣の席は日本人でありますように・・・!”
・・・心から祈っていました。隣の席は、バンク−バ−でホ−ムスティをしながら、カナダの大学へ進学しようとしている若い女性。「ホツ!!」としました。「ホ−ムスティはいいですよ。帰る頃には、きっと変わっていますよ。」と彼女。“そんなはずが、あるのかしら・・・・?私は無理ね・・年だもの・・”

飛んだ後(タイムホームステイ体験後)

“Where are persons who are speeking English?”きょろきょろと辺りを見回し、英語を話している人の側をウロウロ・・なんだか怪しげな私が、日本人でいっぱいのバンク−バ−空港、成田行きのゲ−トにいたのです。
機内では・・大勢の日本人の中の数少ない、 それも日本語を学びたがってるCanadian guyと隣合わせでした。ドリンクサ−ビスで、彼がjapanese beer、私が Canada beerを頼んだことから始まって、5時間近く、京都の名所のことや宗教のこと政治のこと教育のこと、日本旅館をカナダでやりたいという彼の夢など、英語と日本語のチャンポンでしゃべり続けてしまっている自分にびっくり!!

どんなふうに飛んだか−その方法−

1.出発前

とにかく行くと決める。
前日まで、忙しく仕事をして、ステイ先での楽しいことだけを考える。
メ−ルチャックを忘れずにする。

2.ウオ−ミングアップ

“え、私、結構、英語がわかってるのかも!!”

ドイツ人のGerhardと娘さんのMartinaが不安いっぱいの私をKeiown空港で出迎えてくれた。タイムホ−ムステイまでの車の中で、「英語が下手でごめんなさい。」(もちろん、つたない英語で)と言った私に、“Ok.Ok!”と言って、ゆっくりと言葉を選んで、オカナガンという地名のこと、リンゴやモモなど果物がたくさんとれること、道路の右側には3つ湖があり、左には大きなオカナガンという湖がひとつある。3つの湖のうちのひとつはカラ−マ−カ−ズレイクといい、カラ−マ−カ−というのは、湖がいろいろな違った色に見えるからと、なんだか今思い出しても、日本語で聞いたかのようによく分かった。
  “コリ−ンもチカラも出迎えには来てくれないの?”と不安だった気持ちを忘れた。

違う自分になる−“Call me Kero.”

はじめに、チカラから呼び名のことを聞かれたとき、そう答えた。英語に全く自信のない自分を英語モ−ドに無理矢理切り替えるための試みだった。ケロは学生時代のあだ名。これは、日本に帰ってからも、英語のスイッチのようで役立っている。

素敵なスティメイト−ミナコに会えてよかった−

やっと、写真集の中にあるような素敵なカナダィアンハウスに着いた日の夕方、一足先にステイしていたミナコが買い物から帰ってきた。2泊を共にして、3日目の朝早くにお別れという短い間だったが、昔からお互いを知っているかのようなミナコの屈託のない明るさと、おしゃべりが、“へ−、こんなふうに話せばいいんだ・・・”と、私のお手本となり、私の英語モ−ドを一層高めてくれた。帰国の際の情報も知らせてくれたミナコ、ありがとう!私にとって、大切なお友達となった。

3.感動のアクティヴィティ

美しい自然

湖や美しい川、町を取り巻く山々、白樺やポプラ、広々と開けた土地、のんびりと動いている牛や馬、美しい家並み。静かで、のどかな自然の中にすっぽり埋もれて過ごした。どの景色を見ても、私の home town−北海道−を思いだし、懐かしく、心が和んだ。ワイナリ−も、シルバ−スタ−スキ−場も、それぞれに楽しかった。
仕事がなかったら、下手なスキ−もやってみたいと、内心うずうずしていた。

乗馬体験

「英語、すごく、話せるんですね!!」
生まれて初めて体験した乗馬。賢い馬にただ乗せられて、広い野原を楽しむことができた。あまりの楽しさに、感動して「また、すぐに来たい。今度は、1時間は乗りたい。」と牧場の女主人に向かって口走っていた私に、そこで働いていた大阪出身の若い女性が言った言葉。こんなこと、はじめて言われ、本人もびっくり。

You too.と言いたい!

コリ−ンにカナダドルを教えてもらい、買い物に行ったり、カフェに行ったりして、カ−ドではなく、お金を使って支払うのが楽しかった。
「目をそらすことや、話しかけられて応えないのは、失礼なこと。」と教えられていたので、始めは、“You too.”と言いたくって、買い物の度に“Have a nice day!”と言うのを待ちかまえていた。
ところがなんと、帰りのkelown発の飛行機を降りるとき、隣の席の青年に、“Have a nice trip!”と言ったのは私。ついに、“You too.”と言ってもらえたと、一人で喜んだ。

4.コミュニケ−トするということ。

合い言葉は relax

チカラとコリ−ンはいつも relaxできるように考えてくれていた。
コリ−ンの作る手料理は、いつも心がこもっていた。手作りのチョレ−トム−ス。マンゴ−入りサラダは、大きなボ−ルが空っぽになるまでお代わりをしてしまった。ピア−アップルが大好きになったし、いつもおなかいっぱいになっていた。

夜になると、チカラが割った薪で暖炉に火を作る。火の暖かさと薪のパチパチという音が、体を優しく包んでくれ、心からrelaxできた。

ベットル−ムもまるで、夢見る少女の部屋のようで、いつもぐっすりと眠ることができた。コリ−ンとチカラが自分たちで磨き上げたという木の床が、湯上がりの素足には心地よかった。
家中がハ−ブの良い香りがしていて、日本に帰ってトランクを開けたら、その香りが詰まっていて、すぐにもう一度行きたくなった。

生活や遊びから学ぶ・・・・・イ−ディンは小さな先生

5人でウオ−タ−フォ−ルにハイキングに向かう車中でword trailというのかな・・?日本で言うしりとりの英単語版をミナコとイ−ディンと3人で楽しんだ。

なかなか思いつかないとイ−ディンが上手にヒントを出してくれて、随分長いこと楽しんでしまった。

毎夜楽しんだ Monopoly。数を数え、お金を数え、土地を買い、家やhotalを建てる。日ごとル−ルが分かってきたけど、チャンスカ−ドやコミュニティカ−ドの指示が理解できなくて、イ−ディンにSOS。楽しかった。 
  
お風呂を使う時には、ファンのスイッチを入れて、カ−テンをバスタブの内側に入れてと、私に分かるように、ゆっくり、易しい言葉で、ジェスチャ−をまじえながら、ていねいに教えてくれた。

学校までの道は、裏から出て右にまがって、線路を渡ったら、左に行く。工事中の箇所を通り過ぎると学校だよ。と、地図を書いて教えてくれた。ス−パ−近道も教えてくれた。

私の下手な英語を何とか理解しようと辛抱強くつきあってくれました。ありがとう!!

隣人と間違えられた!!

「やあ、やあ、やあ。私は隣人です。はじめまして。あなたは、この家を買ったのかな?借りてるのかな?何人でお住まいかな?お子さんは?」・・・・・・?????

イ−ディンの学校まで一人で行き、ついに先生にまで話しかけてしまった私。興奮気味で帰ってきたところで、広いお庭の枯れ葉を集めている男性に会った。「おはようございます。」「いい天気ですね。」などと話しかけたら、大きな手で握手を求められ、この話を早口に話しかけてきた。「日本から来たんです。」と言ったものの、すっかり住人と思いこんでいる隣人。

チカラから分からない時は、“Pardon?”が大切と教わっていたのに、なかなか使えなかったが、さすがにこの時は使った。隣人は、ゆっくり言葉を選んで話してくれて、聞いていることが分かった。「私は、5日間だけここにスティしているだけで、明日は日本に帰る。いろいろの人がスティにくる。3人はホストファミリ−でそれを仕事にしている。」と何とか説明して、分かってもらうことができた。

家に帰って、コリ−ンとチカラに報告したら、ふたりがまだ話したことのない隣人だった。

人々は、親切で礼儀正しく優しく接してくれました。
コミュニケ−トしたいという気持ちがあれば、多くの人は受け止めてくれます。
受け止めてもらったことを大切にして、もっともっと深く分かり合える日が来ることを目標に、小さな努力を続けていきたいと思います。
5日間は、本当に忘れられない思い出です。また、何度でも行きたい!!
ありがとう!!ありがとう!!と何度でも言いたい。

5.おまけ

便利だったこと

成田で携帯電話を借りた。ドコモのFormは、中のカ−ドを入れ替えるだけで、いつもの番号でいつものように使えるので便利でした。飛行機が遅れたのですが、すぐに連絡を取ることができました。携帯があったので、安心して一人歩きができました。

PINナンバ−を控えておくといい

ア−ムストロングには銀行は2カ所で、日本円のexchangeは、窓口ではすぐにできなかった。現金を使いたい方は、キャッカ−ドのPINがあればキャッシュコ−ナで引き出せるので、お忘れなく!

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