チーキーの初めてのホームステイ体験

私は昔から(中学生のころから)ホームステイをすることに興味がありました。いつかホームステイをしようと思っていましたしホームステイのための本も買っていつかその本が役立つときがくると信じよく読んでいました。でもなかなか海外に留学するまでは踏み切れずに大学も日本の大学に進学することになりました。

私の妹もカナダに行きたいという強い願望がありましたが、妹は私と違い中学を卒業してすぐにカナダに行きました。

妹はカナダのバンクーバーアイランドにあるカウチンという小さな街でホームステイし高校に通っていました。私が大学に在籍していた頃、カナダに行く機会があり、その際に妹のホストファミリーの家に招待してもらいました。

私はその頃はまだ英語がうまくしゃべれず(中学、高校、大学で英語の授業を受けただけ)英語を話す自信もまったくありませんでした。

妹のホストマザーが妹と私を車で迎えにきてくれました。後ろの席に妹と一緒に座ったのですがホストマザーが私とコミュニケーションをとろうとしてバックミラーを見ながら話しかけてきました。妹は私にちゃんとアイコンタクトをしなきゃだめだよって言うものの英語を話す自信がないのでなかなか顔をあげることができなかったのを覚えています。

まず妹の高校に連れていってくれました。そこでは妹の担任の先生にもあいさつしました。先生の言っていることは全部わかりませんでしたが妹のことを褒めていることはなんとなくわかりました。

その後、ホストの家に行って、家の中を案内してもらった後は妹の部屋の中で色々と話をしてその後は、庭にあるバスケットボールのリングで、妹とホストドーターのアマンダと一緒にバスケットボールをしました。英語の話せない私もバスケットボールをすることでアマンダと打ち解けることができました。たまにアマンダに話しかけられたのですが妹に助けてもらいながら話ました。アマンダはニコニコしたとてもフレンドリーでナイスな子でした。でも話すのが早かったのを覚えています。

ディナーはイタリア料理を用意してくれました。ホストファミリーは、ホストファザー、ホストマザー、アマンダとアマンダの妹のトリシャの4人です。ホストと妹と私の6人でディナーをしながら話をしました。不思議なことにディナーをしながら徐々に英語を話すことに慣れてきて自分から話し出したのを覚えています。途中から話はなぜかUFOやおばけの話になり盛り上がりました。

ホストファミリーとディナーをしながらお話をしていて「ああ、これがホームステイなんだ。妹は毎日こんな素晴らしい経験ができて幸せだな。」って思いました。

ディナーの後は、みんなで地下室におりました。地下室には音楽の楽器がおいてあり演奏ができるようになっていました。ホストファザーとアマンダが楽器を演奏しながら歌を歌ってくれました。幸せすぎてまるで夢をみているように感じました。私のために楽器を弾きながら歌まで披露してもらい感動して思わず涙がでそうになりました。

その後はホストファザーとホストマザーが(1時間もかけて)車でホテルまで送ってくれました。ホテルに着いたときには、私のつたない英語で「本当にありがとうございました。貴方達は本当に暖かい心をもっていると思います。」って言いました。

その時は、1週間だけの旅行で妹のホストの家には1日だけおじゃましただけですが最高の思い出になりました!

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