何でネイティブの言っていることがわからない?

英語の教材はテキストをみながら聞き取れるけど実際にネイティブと話したり映画をみたらネイティブの言っていることがわからないという方は多いと思います。

なぜでしょうか?

理由は色々とありますが
・ネイティブはテキストについているCDのようにゆっくりとしゃべらない
・周りの雑音が邪魔をして聞き取りずらくなる
・スラングや phrasal verb を使って話す
・ネイティブが話す時にはよく音が変化し、言葉が省略される
・相手の言うことをよく聞いていない
・推測をする

ネイティブはテキストについているCDのようにゆっくりとしゃべらない

そのままですが、テキストのゆっくりとしたスピーチに慣れていると実際にネイティブが話したのを聞いていると圧倒されてしまいます。

ただネイティブとマンツーマンで話す時には、私達の母国語が英語でないことがわかっているので大概の場合ゆっくりと(または貴方が理解できるスピードで)話してくれるでしょう。

もっとゆっくりと話してほしかったら遠慮せずに Could you please speak more slowly? って言いましょう。

また言っていることがわからなかったら
Pardon?
Big pardon?
Could you repeat that?
I couldn’t catch that.
I couldn’t hear you.
I can’t hear you.
って言いましょう。

Pardon? がオススメです。言いやすいし、相手に与える印象もいいです。私がオーストラリアにいた時に、よく Big pardon? をつかう方がいたのですが Big pardon? って言われると相手がわからなかったからそう聞いているにもかかわらず丁寧な印象を受け、好感をもちました。

周りの雑音が邪魔をして聞き取りずらくなる

殆どのテキストについているCDにはバックグランドに雑音が入っていません。実際にネイティブと会話をする時には、人の多い街の中、電車の中、人がまわりで話しているレストラン、音楽が流れているパブやクラブで話すことが考えられます。雑音が入っていないCDだけでリスニングを練習していると、いざ実際に街の中などでネイティブと話す場合に聞き取りにえらく苦労する可能性があります。対応策としては電車の中などで片方だけのイヤホンを使ってリスニングの練習をするということなどがあります。
スラングや phrasal verb を使って話す

ネイティブは当たり前のようにスラングやphrasal verb を会話の中でよく使います。よくスラングは覚える必要がないと言いますが、自分が使わないにしても知識として「よく使われているスラング」くらいは覚えておいていいでしょう。日本語でも特に若い人はよくスラングを使いますよね。「超」という言葉もスラングですよ。英語で言うと、super がそれに当たります。これもスラングでたとえば、It was super cool! (超かっこよかったよ!)

phrasal verb は、たとえば「延期をする」単語で言うと postpone ですが私自身、実際、ネイティブがpostpone を会話の中で使っているのを殆ど聞いたことがありません。Postpone はphrasal verb で言い換えると put off になります。簡単な単語 put と off が合わさるだけで全く別の意味になるんです。phrasal verb はできるだけ多く知っていた方がいいです。頑張って覚えましょう。絶対に役立ちます。

ネイティブが話す時にはよく音が変化し、言葉が省略される

まず「音の変化」についてですが、例を言うと Have a good day! が会話の中では Hava good day! となります。動詞の後ろに冠詞 a がくるとくっついて一つのかたまりになります。I need a pen. → I needa pen. 他の例は、It’s ok. は ‘t ok. となり、I が消えて ’t(ッツ)になります。 It’s ok.(イッツオゥケィ) → ‘t ok.(ッツオゥケィ)といった感じです。

次に「言葉の省略」については、たとえば I hope you liked it. → Hope you liked it. のように主語のI が省略されることがあります。もう少し例を挙げると Have you been there? → Been there? I’m sorry I’m late. → Sorry I’m late.

相手の言うことをよく聞いていない

実は私がこれにあたり、コリーンにもたまに You don’t listen! と言われるときがあります。聞き流してしまい、無意識に Yeah. などと答えていて誤解を生むことがあり、場合によっては相手を怒らせてしまうことにもなりかねません。 hear とは「(聞こえてくるものを)聞く」で listenは「(聞こうとして)聞く」です。 Listening は相手を理解してあげようとして聞かないといけません。私の欠点はたまに集中力を欠いてしまうことです。

推測をする

推測するは英語で make assumption と言いますが、「推測」も良し悪しで最初の内は相手の言っていることの中でわかっていることをピックアップしてそのわかった情報の中から相手の言いたいことを推測すればいいのですが、推測する癖は後々厄介になってきます。私もいまだにたまにコリーンが何か言いかけて、それが自分の思っていたことだったり知っていることだと推測し「あーそれね。○○だよね。」と言ったように推測してしまう悪い癖があります。相手の言っていたことを集中していなかったために「聞こえてきて頭に残っている範囲」の中から意味を推測してわかったつもりになってしまう悪い癖もあります。相手の言っていることが大部分わかるようになったら推測はしないようにしわからなかったら推測して理解したつもりにならずちゃんと Pardon? と聞き返す癖をつけましょう

英語上達リンク

英語初心者の学習に最適な英会話教材〜無料上達法講座あり

オススメの留学成功の秘訣と最短英会話上達法

留学成功の秘訣と最短英会話上達法
22歳まで英語を話せなかったのにバイリンガル英会話講師になれた私の最短英語上達法と留学成功の秘訣を全て公開

無料レポートはこちらからダウンロードできます